舞台『フォレスト・ガンプ』レビュー/優しい観客たちのいる劇場

東京グローブ座で上演中の舞台『フォレスト・ガンプ』を観にいってきた。
d0059811_1393340.jpg

『フォレスト・ガンプ』といえば、真っ先にトム・ハンクスを思い出すほど、主人公のインパクトの強い作品だが、今回フォレストを演じるのはKAT-TUNの田口淳之介。うまくボケーっとした感じを出しながら、会話と独白を組み合わせて演じていた。

わりと早いテンポで次々と話が展開されるので、ここが盛り上がりどころ!というのがわかりづらいのだけど、ダン中尉役の高嶋政宏が出ると全体が締まってみえるのはさすが。軍人として挫折しながらも、フォレストによって再び生きる喜びを得るダン。登場人物の中では、彼が一番人間くさいと思った。

ひとつ腑に落ちなかったのは、ラストのフォレストの赤ん坊との邂逅。映画もあんな再会の仕方だったっけ?妊娠のタイミング的に無理があるのでは…。


包装紙をバリバリ割くような舞台装置の演出が、『人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで分からない。』というキャッチコピーに合わせてるのかなあと深読み。新しい局面のたびに、包装紙を剥がしてたよね?

最後に、今回久しぶりのグローブ座だったのだけど、ここのファンは優しいね。田口くんが縄跳びやフラフープやハーモニカなど、舞台で何かキメるたびに暖かい拍手が。ジャニーズのお膝元、グローブ座ならではの客席だなあと思った。
by chatelaine | 2014-06-10 23:31 | STAGE

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko
通知を受け取る