甘いだけじゃないチョコの味

今月のマンガ一気読みは、月9ドラマらしからぬお色気シーンでも話題の『失恋ショコラティエ』1~6巻をチョイス。7巻はkindleではまだ出ていないみたい。いつも思うけど、この紙と電子書籍のタイムラグはなんなんだろう。
あと、ドラマは見ていないのであしからず。

失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

水城 せとな / 小学館

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恋愛メインのマンガは久しぶりに読むけど、なかなか中毒性があるストーリー。ヒロイン、サエコの天然小悪魔っぷりが憎たらしくもあり可愛らしくもあり。
しかしサエコよ、恋愛偏差値は相当高そうなのにもかかわらず、なぜあんな男と結婚したんだ。(ソータくんの方が断然いいじゃないかと思いつつ、彼もまたストーカーの気があるから微妙か…)

サエコの夫は、外面はいいのにDVの気があり、随所で「俺が稼いだ金だろ」「俺のは仕事、お前のは遊び」を主張して妻に行動の自由を与えず、金品で手なずけているのがいらだたしい。これがモラルハラスメントってやつか…。
あと、なにげにサエコのまわりの女性(母親や友人)もその不自由さを肯定し、モラハラに加担しているような気がする。身についた価値観というのは根深いね。


あと、個人的に切なさナンバーワンは薫子さん。大人で、まわりが見えすぎちゃって、行動に移しきれない気持ち、よくわかる。こうなると、批判的な見方ばっかり肥えちゃうんだよね…。で、ソータに「女の悪口を言う女は嫌いだ」と言われてしまい、さらに落ち込むと。ここから薫子さんがどう変わっていくか見もの。
それにしてもソータのこのセリフは刺さった。幸せに生きるためには、他人のいいところを見習っていきたいよね。


あとは、とにかく、この作品に出てくるチョコレートがどれもおいしそう。こればっかりは、毎日のように通えるサエコ(の夫の経済力)がうらやましいわ。
昔、パリでピエール・マルコリーニのシャンパントリュフの味に驚愕し、ジュエリーを見るようにショーケースを覗き込んだっけ…。いまではすっかり日本でもチョコレート専門店が乱立しているけれど、またパリでチョコレートめぐりしたいなあ。
by chatelaine | 2014-02-05 23:16 | BOOK

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko
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