4歳児とゆく、養老天命反転地

4月に三鷹の天命反転住宅に行って以来、ずっと気になっていた、岐阜県の「養老天命反転地」という公園に行ってきた。三鷹同様、荒川修作とマドリン・ギンズが設計した公園で、うそかまことか、開園当時は怪我人が続出したとのことで、救急車が来る公園として有名になったのだとか。
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確かに、でこぼこした地面やむき出しの岩場、すり鉢状の形状で、平らな場所がほとんどない印象。
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それに加えて、どこまでが整備された敷地内で、どこからが未整備の敷地外なのか、意識していないとわからないという、その明確な区画のなさが特徴的。無意識の身体を意識化する、ということが「天命反転シリーズ」のテーマなのだとしたら、これは意図的にやっていることだと思うけれど、無意識に動いていては怪我をしてもおかしくないなあと。
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三鷹天命反転住宅を彷彿させる場所で遊んでいるうちに、三鷹で聞いた、興味深いことを思い出した。
「大人は「なんだこれ?」「こんなの知らない!」と思ったものに対して、すぐに文字情報に頼るけれど、子どもは全身でぶつかっていき、自分のものとしていく。」
まさしく、夫もわたしも、手元のパンフレットから建物の意味を汲み取ろうとするけれど、そこには名称以外何も書いておらず、意味は自分で見つけなければならない。もしくは、意味なんてない、ということすらも。
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息子は、解き放たれた犬のように駆け回り、傾斜をものともせず、進んでいく。自由で先入観もなくて、意味も求めず、ただ欲求のままでいられる、本当に貴重な時期の年齢だなと思った。子どもはいつまで、意味を求めずにいられるのだろう、などと考える旅だった。
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by chatelaine | 2013-10-13 23:25 | 子連れ旅行

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko
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