『東京喰種(トーキョーグール)』1~7巻考

twitterで評判がよいと流れてきたマンガ、『東京喰種(トーキョーグール)』1~7巻を読んでみた。
東京に住まう、人肉を食べる種族(グール)の物語ということで、「進撃の巨人」「寄生獣」に引き続き、これまた描写はなかなかグロテスクですが…ストーリーは面白い。

石田スイ『東京喰種(トーキョーグール)』1~7巻 集英社

東京喰種トーキョーグール 1 (ヤングジャンプコミックス)

石田 スイ / 集英社

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「寄生獣」同様、ここでも、人間とグールの「半分」が主人公になっている。普通の大学生だった主人公・カネキは、グールの臓器を移植されたことで、運命が激変。人間の感情半分、グールの体質半分ということで、未知数なパワーをもつが、犠牲にするものも多々。

物語の初期は、グールになってしまったカネキの絶望と、グールたちとの出会いから、彼らを受け入れるまでを描いている。2~3巻あたりからは「グールvs人間(グール対策局)」という構図になり、展開が加速。その後はさらに、グール同士での抗争が描き出されており、カネキがグールになるきっかけを作ったリゼの背景、移植した医者の目的など、まだまだ謎は残されているから当分楽しめそう。

最新刊(8巻:まだkindle化されておらず未読)ではカネキのグールとしての能力が覚醒したらしく、最終的な着地は、カネキがグール側をひとつにまとめて、人間とグールとの共存路線を模索する、というところかな?と予測。
ただし、グール側も一枚岩ではないからいろいろありそうだけど。

ちなみに、「グール」という言葉はもともとアラビア語で、アラブの伝承で登場する怪物の一種だそう。
作者はこれがデビュー作だそうで、「進撃の巨人」といい、新世代の漫画家さんの台頭を感じるなあ。
by chatelaine | 2013-08-14 23:23 | BOOK

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


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