Kindleデビュー

注文していたKindle paperwhite 3Gが連休中に届いたので、早速セットアップして、いろいろと遊んでみた。
充電したらすぐにセットアップ画面が表れ、Wi-Fiに接続したとたん、「こんにちは○○様」と、自分の氏名が表示されたからびっくり。これって、なんで名前がわかるの?Wi-Fiの登録者名?それとも、amazonで買っているから?
いずれにせよ、ちょっと怖い…。

試しに電子版で安くなっていた『ヘルタースケルター』を買ってみたところ、ここでも、購入ボタンを押したとたん、ログインも何もしていないのだけど、amazonに登録のクレジットカード情報が出てきてびっくりした。他人にプレゼントするときとか、どうなるんだろうか…。


使い心地は、iPadとは少し手触りが違うのと、モノクロ画面ということで、はじめは違和感があったのだけど、これはすぐに慣れそう。マンガを端末で読むということに関しては、わたしはあんまり抵抗なかった。
(でも見開きのページなどはどう表示されるんだろうという疑問も)

何より軽い。そして明るいのがいい。息子が寝ている隣で読めるのがとても便利で、これは、お金も時間もつぎ込んでしまいそう。
特に、マンガに関しては、あまり紙と料金が変わらないので、スペースを取らないからといって、大人買いには要注意。自重しなくては。
小説も、文庫化されているものはさほど安くはなっていないみたい。ビジネス書の単行本は値引率が高い印象で、わりとお得感あるかも。

ただ、個人的に読みたいなあと思った作家さんが、ことごとく電子化されていなくて残念。湊かなえとか、池井戸潤とか。新刊を出す際には、「紙+電子同時出版」という形が、早く根付くといいなあ。


一応、読んだ本の感想もちょっとだけ。

岡崎京子『ヘルタースケルター』祥伝社 読了

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

岡崎 京子 / 祥伝社


昨年、沢尻エリカで映画化されて話題となったマンガ。確かに、主人公のりりこは沢尻でイメージぴったり。
華やかな芸能界での狂気、美と醜と孤独について極端なまでに描かれていて、歪んだ美、腐りかけの美に対する比喩がとても的確だなと感じた。


角田光代『対岸の彼女』文春文庫 読了

対岸の彼女 (文春文庫)

角田 光代 / 文藝春秋


これは本棚を整理していたら出てきて、どんな話だったかなあとパラパラ読んだもの。
今さらだけど、角田光代さんは女性の内面を書くのが上手ですね。子育てをしながら、社会で自分の居場所を模索する小夜子の気持ち、とても共感できる。
一ヶ所、ピンときた箇所があったので、抜粋。

「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」

これは『ヘルタースケルター』のりりこにも当てはまりそうな言葉。
ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何か、かあ。ソーシャルメディアでつながりを求めがちな現代ゆえ、また味わい深いことばに思える。
by chatelaine | 2013-01-14 23:42 | BOOK

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko
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