『ベルギー象徴派展』レビュー

就職活動も一段落つき、鳴り物入りで、ブログ入門することになりました。

入社までに感性を磨いておこう!というわけで、いろんなジャンルのアートやエンタメに触れて、ここでレビューを書いていこうと思います♪

実は、ほかの場所でも日記を書いてるんですけど、ちょっと内容に制約があるので、その分こちらでは思いっきりシュミに走ろうかと画策中…。


初日の今日は、渋谷のbunkamuraで開催中の『ベルギー象徴派展』について。

美術史の中で、象徴派というと、パリやウィーンがメッカ!私自身、クリムト観たさにウィーンに行ったクチだし、パリではギュスターヴ・モロー美術館まで足を延ばしたほどです。あの病的で、繊細で、妖艶で、幻想的で、退廃的な描写がたまらん!!(興奮)

どれぐらい病的かというと、今回の作品タイトルを挙げるだけでもわかってもらえると思うんですけど、

『娼婦政治家』
『魔性の女たち』
『売春と狂気が世界を支配する』
『死都』
『至高の悪徳』               …などなど。

(ひえ~…、でもこう書くと、どんな絵か観たくなりません?)

でも、これらのタイトル、もちろん原題はフランス語なんですよね。とすると、内容はともかく、邦訳上手だと思いません?こういう芸術作品の訳って、誰がするんでしょうか、疑問です。

で、なぜ、私がこんなにマニアックに調べるかというと(笑)、美術史が大学の専攻だから。それも昨年は世紀末美術をテーマにレポートを書いたぐらいなので、この美術展、実は半分研究なんですよね…。(←じゃあ会期終わりの今になって行くなよ)

なので今日も、誰か、研究題材になるアーティストはいないかな~?と思いながら、観まわってました。残念ながら、惚れ込むほどの作品はなかったけれど、いくつかモローの影響を受けてる作品があって、ちょっと嬉しかったです。

それは、ジャン・デルヴィルという画家で、作品名は『死せるオルフェウス』。こりゃ明らかに、モローの『オルフェ』の影響ですよね。館内では、群を抜いて光ってました。模倣(と言っていいのか?)とはいえ、一級品だと思います。思わずハガキを買ってしまうぐらいに。

今回はさすがに、象徴派(という好き嫌いの激しい分野)で、しかもベルギー(というパリからすれば田舎)発で、さらに平日昼間だったから、人は少ないと踏んでたんですけど…意外と来てました。

でもやっぱり、若い人は少なかったな。渋谷なのに、会場内はいっきに平均年齢上がってるよ…。欲を言えば、それが少し残念でした。
by chatelaine | 2005-05-26 22:58 | ART

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko