NODA-MAP『エッグ』レビュー

NODA-MAPの『エッグ』を観にいってきた。
初演時に観られなかったので、再演でようやく観劇できてうれしい。
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野田秀樹ということで期待していて、序盤の荒唐無稽な架空のスポーツの話に、あれっ?期待ほどではない?と思っていたら、中盤から一気にハードモードになって、比喩としての「エッグ」が繋がっていく感じにゾクゾクした。

戦争とスポーツ、記録と情報を結びつけ、操る側と操られる側の対照的なこと。
野田秀樹の作品はいつも、見てはいけない歴史を垣間見てしまったような、まさかそんな、という気持ちにさせられる。

本作はパリでも上演するらしいけど、パリに呼ばれた理由がわかる気がする。ホロコーストを扱っているなかでも結構エッジの効いた作品だし、フランス人はこういう理屈っぽいシュールさが好きそうだから。

そして、2020年の東京オリンピックの前に、ぜひもう一度再演してほしいと思う。
by chatelaine | 2015-02-19 23:03 | STAGE

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko