『パスキン展』レビュー/放浪と放蕩の果てに

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の「パスキン展」の内覧会へ行ってきた

今年でパスキン生誕130年ということらしい。

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イケメンで実家は裕福、絵の才能に溢れ下積み時代なしでデビュー、女にもお金にも困ったことがなく、放浪と放蕩を尽くした挙句、45歳で自死した男、パスキン。

作品もさることながら、人となりに興味津々。

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学芸員さんいわく、この展覧会は「パスキンの娼館へようこそ」がコンセプトだとのことで、展覧会の入口からパスキンがお出迎え。

写真のイケメン具合がちょっと太宰っぽい。そういえば、お酒と女にだらしないところも似ている…。



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こんな感じで、優美なポーズをとる女性の絵がたくさん。

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最後に展示されていたのは、パスキンが自死を選ぶ直前の作品。眠りと死は似ていると感じ、女たちの淡い肌色のタッチに見とれた。

学芸員さんいわく、

死を想う人にしか描けない、震えるような線描による儚さと切なさがそこに。

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ジュール・パスキン、彼の夢が詰まった娼館は、いまでも多くの人の興味を引いているようだった。

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ちなみに、パスキン(pascin)の本名はピンカス(pincas)。
パスキンというのはアナグラムである。


by chatelaine | 2015-01-20 23:25 | ART

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko