ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』レビュー

夏休みの子ども向けミュージカルの代表作『ピーターパン』を、息子と一緒に観にいってきた。代々ホリプロの俳優が演じていて、今回のピーターパンは9代目の唯月ふうか。
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息子がピーターパンのストーリーを知らなかったので、予習で絵本を読んでおこうと思ったら、なかなか良さそうなものが見当たらず、結局、前日の寝る前にわたしが話して聞かせることに。すると、私自身も意外と話を覚えていないことが判明。
そもそもなんでピーターパンはウェンディの部屋に来たんだっけ…?と出だしからつまずく始末で、慌ててあらすじを調べたら、ピーターパンは無くなった「かげぼうし」を取り戻しに来たとのこと。そういえばそうだった。フック船長はワニが嫌いとか、そういうことは覚えているのに…。

わたしが子どもの頃、フジテレビの「ハウス世界名作劇場」のピーターパンが大好きだったのだけど、そこから派生して、家にあった世界名作全集を読むようになったんだった。あのときちょうど一年生。息子も、今見ているアニメなんかが、彼の基盤を作っていくんだろうなあ。


舞台では、ピーターパンが宙を飛ぶのがひとつの見せ場なのに、「ワイヤーアクションでしょ?」と醒めた5歳児。そう、去年は『リトル・マーメード』で空中を飛ぶアリエルを見てるからね…目新しさはないか。
また、最後にティンカーベルの妖精の粉がふってくる席だったのに、それもいまいち乗らず。まわりの女児は、床に落ちたキラキラ光る粉を拾い集めるほど執心していたというのに…。

にもかかわらず、ラストの、ウェンディが大人になって、ピーターのことがわからなくなってしまうシーンでなぜか号泣。息子はこれまで劇場で泣くということがなかったので、焦る母。理由を聞いてみると、どうやらピーターパンとウェンディのお別れが悲しかったらしい。いつからそんな繊細な感性を持つようになったんだろう。


劇場では、グッズ販売やイベントコーナーもあり、やはりお子様がターゲットになっていた。1回300円で、かぶりものののフック船長とPK戦ができるコーナーに、W杯でにわかサッカーファンの息子が「やりたい!」というので1回だけ挑戦。ゴールを決めなくても粗品がもらえる。(しかしいい商売だな…)

フック船長といえば、演じていた役者さんがとても魅力的で、後から調べたら世界的なダンサーなんだとか。どうりで、動きがキレッキレだったわけだ。こちらの方とサッカーできたらよかったのに…。

ディズニー映画でピーターパンが実写化されるそうなので、こちらも楽しみ。まだピーターパンがネバーランドに来たばかりの頃の話で、フックとは友だちだった、という設定らしい。ディズニーによる、プロローグ的なオリジナルストーリーの映画、流行っているねえ。
by chatelaine | 2014-07-27 23:46 | STAGE

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


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