「ママとパパのThinking Salon」参加メモ

以前、クリティカル・シンキングの説明会でお話をうかがった狩野さんが主催する、「ママとパパのThinking Salon」に参加してきた。

まずは、「考える力を持った子どもを育てるには?」というオープニング・クエスチョンに対して、参加者同士でブレスト。

・子どもの「なんで?」という好奇心を潰さない
・親が疲れているときは正直きついが、なるべく子どもの疑問に付き合う
・日々の雑談の中で「なんでだと思う?」「やってみたい?やりたくない?それはなぜ?」など働きかける

などが挙がりました。ふむふむ。

狩野さんはこれまで、「正解」「不正解」で傷つく子どもたちを見てきたとのことで、正解のない問題で考える力を伸ばしていきたいとのこと。

次に、正解のない疑問や問いかけと言っても、
 ①オープンエンドのもの(答えがどんなものでも可なもの)
 ②ある程度決まった答えに導きたいもの
の2種類があると思われるが、このふたつをどこで線引きするか?という観点で意見交換。

・「人を殺してはいけない」というような世の中のルールなどは②
・「雲はお菓子でできていて…」など、年齢の割りにあまりにも非現実的なことを言っている場合は②

などという意見が出ました。一つ目はわたしの意見だけど、逆に二つ目の視点はわたしにはなかった部分。


さらにここから、世の中のルールを教える際に、「こういうルールと決まっている」と言っても子どもは腹落ちしない。子どもに租借させるための教え方とは?と意見を深めていく。

・逆の想定を示す
・相手の立場に立って考えさせる(自分がやられたらどうか?)
・ママの考えも変わる可能性があり、「今のところ~と思う」という言い方をする

などなど。「相手の立場に立って考える」というのは、小さな子どもでもわかりやすそう。


こんな風に、参加者の発言を取り上げて思考を深めていくワークショップスタイルのサロンでした。
他に話題となったのは、
・「どれだけ気持ちを伝えることができるか?」
→表現方法は音楽や絵や身体表現などたくさんあるけれど、考えているときは「言語」となって表れる。言語化することの大切さ。語彙力を増やすことの意義について。

・「これを言ったら怒られる?」「ママの前で間違えるのはプライドにかかわる」というタイプ子どもについて
→「今から何を言ってもママは怒らないし、話を聞くよ」と、なんでも表現して良いセーフティーゾーンを作ってやる。
→追い詰めてしまうより、「ママも間違えちゃった!」など変化球で対応すると、子どもも「あ、ママも間違うんだ」と安心できる。

子どもにも逃げ道って大切。ママが真面目なタイプであればあるほど、こういうやり方は効果ありそうだと思った。


そして、自分の意見を言えるようになることの弊害もあるのだとか。
その最たるものが、「自分の意見が正しくて、相手が間違っている」という思い込みにはまってしまうパターン。これは、親の方でストッパーをかけないと、言葉の暴力になってしまうので要注意とのこと。まあ、これは次の段階の話だけどね…。


最後に、次回は「なぜ考える力が必要なのか?」について、みんなで考えましょうということでクローズ。このあたり、もう一度自分なりに考えてみたのだけど、前回(2年前)の考えとあまり変わっていないなあ。

あえて上記に付け加えるとすれば、生き方が多様化して選択肢の多い人生の中で、「何を大事にして、何を捨てるか」を自分で考えて決める必要があると思うので、という感じかな。

わたし自身も、ありがたいことに、これまでの人生でたくさんの選択肢があって、捨ててあきらめてきたこともあれば、これだけは譲れないと勝ち取ってきたものもある。その2者の線引きには、自分の価値観と思考が存在している。
わたしの人生にもまだまだこれから選択の瞬間があるわけで、譲れないものはなにか、しっかり考えて、認識しておかないとね。
by chatelaine | 2014-06-28 23:48 | 教育

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


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