『7SEEDS(セブンシーズ)』1~20巻考

kindleを買ってから半年。着々とコミック大人買い率が上がってきているわけですが、今月は田村由美の『7SEEDS(セブンシーズ)』1~20巻を一気読み。紙では24巻まで出ているのに、なぜかkindleではまだ20巻までしか出ていないらしい。タイムラグがあるとは…続きが早く読みたいのに。

7SEEDS 1 フラワーコミックス

田村 由美 / 小学館

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『BASARA』も大好きな作品だったけれど、本作もこれまた壮大なスケールのお話。時代と場所を越えて、さまざまな立場の人々を、群像劇的に描き出している。
というわけで、『BASARA』同様キャラクターがたくさん出てくるんだけど、ごちゃ混ぜにならないのは、個性がきちんと描き分けされているからかな。

そしてなにより一度は考えてしまう、『BASARA』とのキャラ比較。

花…更紗(タタラ)
安吾…朱里
涼…揚羽
ハル…浅葱
蝉丸…那智
牡丹&蘭…茶々
鷭&ちまき…多聞

という感じで(外見も含め)キャラがダブるのは、わたしだけではないはず。

興味深いのが、ナツみたいなタイプはこれまでの田村作品にはいなかったなあと。夏のABというのは、ほんとうに表裏な関係で、ないものを補完しあう関係として対比的に描かれていて興味深い。

とりわけ、夏Aチームの壮絶な過去がひとつの章として丁寧に描かれていて、そこで傷を負った夏Aが、他のチームと交流することで新しい価値観に触れ、過去の傷を癒して再生する、というのがよくできたプロットだなと。生きなおすというのは『BASARA』でも後半、特に朱里のテーマだったよね。カタルシスあるよね、このテーマ。

早く、kindleで最新刊まで読めるようにならないかな。もちろんリクエストは送信済み。
by chatelaine | 2013-06-19 23:56 | BOOK

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


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