『ヴェンゲーロフ・フェスティバル2013 ベートーヴェン&ブラームス・プロ』レビュー

Bunkamuraオーチャードホールで行われた『ヴェンゲーロフ・フェスティバル2013 ベートーヴェン&ブラームス・プロ』に行ってきた。
マキシム・ヴェンゲーロフというロシアのヴァイオリニストのコンサートで、わたしはクラシックにまったく疎いのだけれど、縁あって、聴いてみることに。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ第3番

マキシム・ヴェンゲーロフ / ワーナーミュージック・ジャパン


出産してから、子ども向けじゃないクラシック・コンサートに行くのがあまりにも久しぶりすぎて、よく考えずに会社帰りの普段着で行ってしまったのだけど、せっかくの機会、もっとお洒落して行けばよかったと後悔。

子連れコンサートに慣れた目には、オーチャードホールが一段とまばゆく見え、演奏が始まると、咳払い一つできないような静寂に、ああ、これが本来のクラシック・コンサートだった…と背筋が伸びる思いだった。

曲目の方は、

 ・ブラームス:大学祝典序曲 作品80
 ・ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 作品56
 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 作品77
 
というラインナップ。
やや玄人向けのプログラム構成なのか、わたくし、まったく存じ上げない曲ばかりでございましたが…。

ともあれ、後半のヴェンゲーロフの独奏の部分は圧巻だったなあ。ヴァイオリンって、あんなに力強い音がでるのかと、壊れてしまうんじゃないかと思うほど、情熱的な音だった。

アンコールは、バッハのサラバンド。
無伴奏ということもあり、これまでと一転して、ヴァイオリン一挺の繊細な旋律。本当に、きれいで、同じ楽器から出る音とは思えない。

いいなあ、楽器。やっぱり音楽がそばにあると豊かだよね。息子にもやっぱりなにか楽器をやらせたいと思っちゃうなあ。
…と、サラバンドを聴きながら、楽器のできない親の、思いっきりのエゴを感じた夜だった。
by chatelaine | 2013-06-10 23:32 | MUSIC

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko