ブロードウェイミュージカル『HAIR』レビュー

シアターオーブで上演中の、ブロードウェイミュージカル『HAIR』を観に行ってきた。渋谷のヒカリエの中にある、都会的な雰囲気の新しい劇場からは、渋谷の街が一望できて開放感がある。
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本作は、60年代アメリカの、ヒッピーたちの物語。物語といってもストーリーはほとんどなくて、LOVE&PEACE&SEX&DRUG賛歌なミュージカル。登場する学生のバックボーンを紹介しつつ、ヒッピーに対する親世代の無理解と、ベトナム戦争への徴兵に応じるかどうかという点が、本作の主軸のように感じた。

私自身もヒッピー文化についてほとんど無知なのだけど、昔、深夜に見ていた、「ダーマ&グレッグ」という海外ドラマを思い出すにつけ、ヨガ、瞑想、星座、というスピリチュアルなキーワードは、なんとなく腑に落ちた。まさかこんなところで「ダーマ&グレッグ」が役に立つとは…。

また、楽曲に関しては、「アクエリアス」というナンバーが有名らしいのだけど、わたしはまるで聞いたことがなく、全部のナンバーがはじめまして状態。雰囲気としては「RENT」みたいな感じのロックナンバーが多いかなと。
(むしろ、順番としては、「RENT」の方が「HAIR」の影響を受けているらしい。)


上演中は、キャストが客席まで降りてきて、歌ったり踊ったりする、観客巻き込み型のミュージカル。しかし、海外キャストを間近で見ると、ほんといい身体してるなあとしみじみ…。
ラストのカーテンコールでは、一部観客も舞台に上がって、大盛り上がりで終了。
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ヒッピーたちのお祭りのような一夜であった。
(撮影は許可のもと行っています)
by chatelaine | 2013-06-01 23:22 | STAGE

欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko