めざすは脱・思考停止

最近読んだ本たち。なんだか自分の読書傾向が脱・純文学になってきているような…。

◆ちきりん『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』大和書房/読了

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

ちきりん / 大和書房

今年5作目

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ブログやtwitterでの発信で、目の付け所の斬新さ、視点の鋭さ、卓越したフレームワーク、たまの暴論が楽しみで動向をウオッチしている、ちきりんさんの新刊を購入。
「旅」というキーワードがわたしにとってどんぴしゃで、出版記念の講演まで行ってしまったのだけど、文章だけでなく、話の方もウィットに富んでいて面白かった。2時間の講演で、サイン付きのハガキもいただけて、これで1000円の料金は安いと思う。

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講演での、ちきりん流の旅のポイントとしては、
・旅の前に、その国についての本を1冊でも読んでおくこと
・辛いときこそ笑ってみる
だそう。きれいごとではなく、これってほんとうに、仕事でトラブルのときとか、みんながピリピリしがちのときにも当てはまる。

本書の中では、わたし自身もテーマのある旅が大好きで、学生のころは美術や建築を追っていたので、特に「世界の美術館」の章のくだりは首肯しながら読んだ。
また、「国産車」や「国内線」の概念は、いままでまったく考えもしなかった視点だったので、目からうろこ。

身近なところでは、最近、息子のおかげで鉄道のおもしろさに開眼して、いろいろと知識も増えてきたのだけれど、旅行先の国について、子どもと一緒に勉強をしなおしたりするのもきっと楽しいのではないかと。
これから息子が大きくなれば、家族でたくさん旅をしたいなあ。ちきりんさんお薦めのサファリ、ぜひ行ってみたいと強く思った。


◆乾くるみ『セカンド・ラブ』文春文庫/読了

セカンド・ラブ (文春文庫)

乾 くるみ / 文藝春秋

今年6作目

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前述のちきりんさんのイベント終了後、ついつい書店に寄って、いろいろと本を購入。
書店でイベントをする狙いって、こういう「ついつい買い」が多分にあるよね、きっと・・・。

そんなわけで買ってしまったのは、軽く読めるんだけど、アレ?アレレ?そーゆーことか!となる乾くるみの作品。
大ドンデン返しで一躍有名になった『イニシエーション・ラブ』で免疫ができているので、パターンとしてはそこまでは驚かないけれど、いつ仕掛けてくるのか?いつ?いつ?というドキドキはある。


◆瀧本哲史『武器としての決断思考』星海社新書/読了

武器としての決断思考 (星海社新書)

瀧本 哲史 / 講談社

今年4作目

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著者の大学で講義をもとにし、学生に人気と話題になっているのは聞いていたが、NHK『ニッポンのジレンマ』に瀧本氏が登場しているのを見て、これがかの人か、と勢いで購入。

これから先、仕事及び家庭で決断するシーンにおいて、ヒントになるものがあるかなと思ったわけだが、読むと、いかにこれまでの自分の決断が、それも人生にかかわる重要な決断を、フィーリングと感覚で行ってきたかの方がよくわかった(笑)
日常生活の瑣末な決断においては、結構綿密に下調べしたり、計画を練ったりするのだけれど、就職や結婚などの人生の重要な局面においては、なんの戦略もなく、フィーリングでございましたので…。

とはいえ、こういった思考のクセ、とりわけ反証における思考方法は参考になった。「逆を取る」とか、言われるとなるほどと思うのだけど、なかなかそこまで気が回らなかったりする。あと、決まらないことが多すぎる世の中、「賛否あっても決める」ことの重要さとかね。

「考え方を学ぶ」という機会は、学校でも職場でもあまりないので、なるべく子育てする上でも気をつけて伝えていきたいところ。考えることは、一種の習慣だと思うし。
併せて、ちきりん氏の『自分の頭で考えよう』も読み返してみようかな。
by chatelaine | 2012-06-23 23:54 |

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko