2歳児連れグアム旅行2012・学び編

そんなわけで、プールやショッピングを堪能する休暇だったわけだが、こんな通俗的リゾート旅行の中でも印象的なできごとがあった。

ひとつめは、息子がホテルのプールで、同じ年ぐらいのアメリカ人の少年と遊んでいたときのこと。
少年が自分の母親に、「I'm playing with Japanese boy.」と、まだ舌っ足らずな英語で伝えているのが聞こえてきて、デッキチェアでくつろいでいたわたしはハッとした。

少年は、わたしの息子が日本人であることを理解していたのだ。
かたや、わが息子はまだ、アメリカ人という概念も知らなければ、自分が日本人であるという認識もない。
こんな、まだ母国語をしゃべり始めたばかりのちいさな子でも、人種や国籍の違いを感覚的に理解している…。同じような歳で、なんという違いだろうと。

この少年が普段どういう暮らしをしているのかはまったくわからないし、もしかしたらお友だちに日本人の子がいるだけかもしれないのだが、アメリカは本当に多様な社会なんだと身にしみて実感した。
多様性というのは、こういうところからすでに身についているのだと。
これは、わたしにとって、少なからずショックな体験だった。


ふたつめは、息子が、なんとなくここはいつもいる場所ではない、ということを認識しはじめた滞在3日目。
もともと人懐こい性格で、おしゃべり大好きな息子は、「はろー」や「さんきゅー」はすぐにマスターしたものの、現地の人との会話の端々で、「なぜここでは自分の言葉(=日本語)が通じないのか?」と疑問に感じ、さらには「いつもの場所(=日本)なら、みんなボクのおしゃべりを笑顔で聞いて、返事をしてくれるのに!」といらだつ姿すら、見られるようになった。

この日の、フードコートでの店員さんとの会話がいらだちのピークで、何度も何度も「りんごジュースありますか?」と尋ねるも、日本語では店員さんに伝わらず、キーッと癇癪をおこす始末。最後は涙目になって、わたしの顔を見上げた、その表情を、わたしはきっと忘れないだろう。
「ままどうして?なんでてんいんさんはわかってくれないの?うまくつたわらなくてくやしいよ!」
唇をグッとかんで、目に悔し涙をうかべていた2歳の表情。

やっぱり、ちいさな子どもでも、くやしいんだね。
だけど、このくやしさは成長のチャンスではないか、とわたしは感じた。


早期の英語教育については、家庭でいろいろな考え方があるから、その是非はさておき、やっぱりこのとき息子が感じた気持ちを活かしたいなあと思う。4月から、英語教育を真剣に検討してみようかな。
by chatelaine | 2012-02-14 23:29 | 子連れ旅行

◆◆管理人:yukiko ◆◆欧州大好き、映画や舞台の偏向的レビューブログ。子連れになってリスタート。最近はもっぱら子連れ旅がメイン。


by yukiko